レーザー科学技術フェア D-12

NTTアドバンステクノロジ(株)
  • 出展のみどころ

    私たちは、NTT研究所にて蓄積した光技術、ナノエレクトロニクス技術、環境技術ともに製品開発、販売、コンサルティングおよび研究開発支援を行っています。本展示会では、冷却ユニットで素子を直接冷却することにより10kW級のハイパワーレーザーに対応可能な反射型ビームシェイパー等の光学素子、EO効果を利用し可動部が無いKTN高速光スキャナー、Siフォトニクスファウンドリーサービス等のご紹介いたします

  • ビームシェイパー

    一般的にビーム形状の変換に使われる透過型の回折格子(DOE)では、光吸収がわずかでも、高出力レーザへの適用では、発熱の影響によりその性能を維持することができず、使用範囲が限定されています。
    NTT-ATの反射型のビームシェイパは冷却ユニットを使用して素子を直接冷却できるため, 10kW超級のハイパワーレーザでも性能を発揮できます。

  • KTN電気光学結晶 

    KTN結晶とは、カリウム(K)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)からなる酸化物結晶で、既存材料中、最大のEO(Electro-optic)効果を持っています。
    この大きなEO効果(Kerr効果)を利用して、小型で可動部分のない光スキャナー(光偏向器)や可変焦点レンズ、また、効率の良い位相変調器などを作ることができます。
    弊社は、光スキャナーや可変焦点レンズといったKTN結晶を用いた光学デバイスや光スキャナー応用製品であるOCT光源、研究用途や新規デバイス応用のためのKTN結晶チップ販売を行っています。

  • KTN光スキャナー

    機械的な可動部品が無く、外部電界によってレーザの出射方向を制御するため、従来品(ガルバノミラー、ポリゴンミラー等)の100倍以上の高速動作が可能になりました。例えば医療分野において、光干渉断層計(OCT)用光源に応用すれば、従来よりも高速に診断が可能となり患者へ負担軽減が期待されます。

  • Siフォトニクスファンドリーサービス

    NTT-ATでは培ってきたナノオーダーの高精度加工技術を元に、お客様デザインのSi光回路に、低損失で光ファイバとの接続を可能にするスポットサイズ変換器を付加したSiフォトニクス光回路チップを実現し、製作したチップに光ファイバアレイを接続するまでを一貫してサポートするサービスを提供しています。
     特性を制御するためのヒーター形成等の御要望についても、オプションで対応します。

  • SQPVガラス

    SQPVは透明で発電能力をもつユニークな素材です。
    太陽光や室内照明で創エネするため、センサ等IoT機器の広がる環境において、その場で必要な電力を供給するエネルギーハーベスティングを可能にします。
    将来、建築資材や農業用ハウスなど様々な分野に適応可能とすることで、NTT-ATはSDGsに貢献するエネルギーソリューションを提供していきます。

NTTアドバンステクノロジ(株)

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    住所
    神奈川県厚木市森の里若宮3-1
    ウェブサイトURL
    http://www.ntt-at.co.jp
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