レンズ設計・製造展 M-50
ステンレス素材に存在する酸化皮膜を電気と薬品の力で成長させ、ステンレスそのものを生かす無機の表面処理アベルブラックをご紹介いたします。黒色は全ての波長領域(紫外光~赤外光)で光吸収を実現し、反射率を低下させます。均一で非常に薄い皮膜を生成させることにより、寸法公差を維持し、精度の高い反射防止効果が得られます。また、下地に荒らす工程を追加する事により、要求に応じた低反射の表面を作る事も可能です。
「SUSが黒帯」とは、塗装でも、めっきでもない、 酸化皮膜による発色で黒色化したステンレスコイル材のことです。 SUSが黒帯の黒色(酸化皮膜)は、素地との密着性が高い為、 プレス加工などによる切断、曲げ、絞りなどを行っても、 黒色が剥がれたりするはありません。 また、無垢ステンレスと同等の加工性を維持します。
アベルブラックを施したスペーサーは、 艶消しの意匠用途で実績と信頼を頂いております。 特長 ・極薄膜のため寸法精度を維持し、膜厚を考慮した加工の必要がありません。 ・樹脂や塗装では対応困難な耐熱効果を発揮します。 ・下地金属と一体になっているため剥がれる心配がありません。(発塵なし)
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