レンズ設計・製造展 E-02
弊社は、レンズ、レンズシステム、カメラモジュールの開発、品質管理、製造に不可欠な測定装置及び調整加工装置を取り扱っております。OPIEでは、主要取扱製品だけでなく、最新の測定機も含め多数の測定機を出展させていただいております。また、専任技術者もアテンドしておりますので、実際の測定機を見ながら測定に関するご相談をお受けさせていただければと思います。是非、ご来場いただき、お気軽にご質問ください。
多くの光学メーカーで長年デファクトスタンダードとして利用いただいているOptiCentricの次世代機となるOptiCentric101です。こちらは、エアーベアリングの方位位置精度の向上により、組レンズの測定精度が向上、より剛性の高い構造により、シングルショットの測定、アライメントが向上しています。また、ステージの移動速度が向上したことにより、より効率的な測定が可能になりました。
最大の特徴は、下記の2種類のタイプの構成から選択することができます。
●可動式オートコリメータ
従来のOptiCentricと同じ構造です。オートコリメータが軸上を移動し、ケラレの影響を最小限に抑えることができます。
●固定式オートコリメータ
オートコリメータが移動軸の上に固定され、対物レンズがZステージを移動します。それによる、Zステージのロール誤差が低減されます。
ImageMaster HR2は、長年にわたって世界中の光学メーカーに導入いただき、ご活用いただいているImageMasterHRの完全に再設計された新しいバージョンになります。スマートフォンやカメラなど、比較的小型の撮像光学レンズのMTF評価の新たな世界標準となる装置です。
Augmented Reality(AR)グラスに使用される、ウェーブガイドやプロジェクタレンズの光学性能評価を行います。ImageMaster Lab ARは、研究開発用に、ウェーブガイドやプロジェクタなどの単体部品から、プロジェクト込のウェーブガイドの、様々なパラメータの評価が可能です。
<主な特徴>
完全な光学特性の評価が可能
非常に広いフィールドアングルでのテスト
実験用光学設計の特性評価
完全自動化された11軸の電動ステージ
<測定項目>
MTF / Contrast on and off-axis / Chromatic abberation
Efficiency / Distortion / Relative illuminationHomogenity
of illumination / Veiling glare index (on request)
ProCam®Labは、レンズバレルとイメージセンサボードとのアクティブアライメントおよび接着硬化を行うカメラモジュール製造/評価装置です。搬送装置を含まないシンプルな構成のため導入しやすく、機種変更も容易で、量産前試作や、比較的少数のカメラモジュールの生産に適しています。
また、接着硬化後のスルーフォーカスMTFを取得できますので、接着条件出しのコストと時間を大幅に低減できます。
ProCam®Labは、装置本体及びソフトウェアのベーシックモデルのみも可能です。ユーザーの要求に応じて、最適なソリューションをご提案いたします。なお、弊社横浜事業所にて、ProCam®Labを利用したカメラモジュールの試作サービスも行っております。導入検討にあたり、まずは試作サービスをご利用いただくことで、よりスムーズな導入が可能になります。
ImageMaster Lab VR は、VR レンズの測定と VR モジュールの評価のために特別に開発されました。 システムは、MTF、EFL、色収差、歪みを次のように測定します。VR レンズの重要な性能指数であるveiling glareやパンケーキレンズ用の偏光測定も可能です。高コントラストのプログラマブル・ディスプレイを光源およびオブジェクト・ジェネレーターとして使用しています。すべてのパラメータの色依存性は、ディスプレイの個々のカラーチャンネルを使用して決定されます。最高精度のMTF測定には、オプションの高輝度光源を使用します。
OptiSurf LTMは、簡単かつ非接触でレンズの厚みを高精度に測定することができます。
タッチスクリーンを利用して、直感的に操作できるソフトウェアになっているので、あらゆる現場においての利用が可能です。また、耐振機能、自動センタリング、メカニカルクランプなどの機能も有しています。
最大レンズ径:100mm(300mmまで拡張可)
対象レンズ厚:0.2-50mm(150mmまで拡張可能)
測定精度:±0.5μm
電子式オートコリメータTriAngleは、鏡面反射面の角度変位を高精度に測定し、光学部品または機械部品の正確な角度調整を行うための測定機です。
TriAngleオートコリメータは、用途の応じた、モジュラー設計を備えているため、さまざまな対物レンズチューブ、さまざまなセンサー、レチクル、光源を選択することができます。 焦点距離と開口部が異なる対物レンズチューブを使用すると、角度分解能と測定範囲に関する最適な測定ソリューションを簡単に見つけることができます。 モジュラー設計、多種多様な製品、および豊富なアクセサリにより、TriAngleオートコリメータを光学製造および機械工学のさまざまな角度測定アプリケーションに使用できます。
本製品は、OptiCentricにとりつけて、-30 °C (-40 °C*) ... +120 °Cの温度変化における、偏芯測定を行うことができます。温度変化に伴う、偏芯の偏差、および材料のヒステリシスを評価できます。
Spherometerは、球面のミラーやレンズを対象とした量産現場で定量評価を目的とした高精度に曲率半径とサグ量の測定を行う装置です。 接触リングには、真球度0.1μm以下ルビー球を使っております。 高精度リニアエンコーダを搭載することでサグ量の高い検出精度で測定できます。 凹凸面どちらも可能です。 また、ルビー球はNIST(National Institute of TechnologyUSA)で校正しており、トレーサビリティ証明書が付きます。
光学部品の表面品質は、表面上のキズ(Scratch)及びブツ(Dig)などの欠陥の評価であらわされます。表面欠陥は歩留まり低下の大きな原因となり、その評価は非常に重要です。表面欠陥は、ISO 10110-7/ISO 14997では幾何学的な大きさで、MIL-PRF-13830Bでは欠陥が引き起こす品質低下の程度で分類されています。検査工程は通常、検査員によって主観的に行われ、検査員は目視で欠陥の分類を行います。MIL規格に基づく試験の場合、規定に沿った照明条件下で、表面にみえる欠陥をマスター(見本)と目視で比較し、格付けされます。
SavvyInspector®は、このMIL規格に沿った、Scratch及びDigの判定をソフトウェアで行うため、客観的な検査が可能になります。
また、すべてのサンプルを同じ照明条件及び検出角度で設定が可能なため、高い再現性があり、一貫した検査を行うことが可能です。SavvyInspector®では、複数のメーカーのマスターサンプル(Brysen, Davidson, Edmund 、Thor Labs)に基づく校正ファイルが提供されるため、従来使用しているマスターからの移行もスムーズに行えます。
ドイツのImageEngineering社が提供するカメラモジュールの画質評価システムです。ユーザの評価したサンプル・項目に応じて、適したチャート、光源、マウントなどを選定し、測定システム全体のご提案が可能です。
画像例)
◎チャート:多目的画質評価テストチャート TE042
一定の照明条件下でたった1枚の画像を撮影することによりカメラの画質性能の概略を得ることができます。解像度、テクスチャー再現、先鋭度、ダイナミックレンジ、ノイズ、色再現、歪曲収差、色収差と視覚等の分析が可能です。(別途専用ソフトが必要)
◎光源:iQ-Flatlight
D65などの標準光源の再現だけではなく、任意のスペクトル・色温度・照度の光源を生成することできるiQ-LEDを搭載した反射チャート用光源。大型チャートの均一性 > 90%
◎カメラマウント:iQ-Monopod
キャスター付きの三脚と床に取り付けられたレールで構成されています。 この三脚システムは、カメラをテストチャートと適切な距離に正確に配置するのに役立ちます。
LE7は、D65などの標準光源の再現だけではなく、任意のスペクトル・色温度・照度の光源を生成することできるiQ-LEDを搭載した光源です。0.5mの積分球をベースにしています。基本バージョンは2つのiQ-LED素子を装着しています。高い照度レベルのためには、4つあるいは6つのiQ-LEDを搭載されたバージョンも用意されています。
前面の上下にiQ-LEDの位置の最適化さが図られているため、チャート分の有効な部分は97%以上の高い照度均一性を達成しています。専用ソフトウェアに新しい照明値に変更するだけで、光源種類を変更することができます。このため、色変換フィルターは最早必要とせず、あらゆる種類の光源の様々な照度レベルで高精度が維持できます。専用の分光計EX2を共に使用すれば、独自の光源も再生できます。
GEOCALは、車載やセキュリティなど移動する物体を検出する必要があるカメラの歪曲収差補正をすることができます。
■コンパクト設計/リレーレンズ不要
従来の歪曲収差の測定方法である、ディストーションチャートを使用する場合、測定するカメラの視野に応じて、評価に広いスペースを要していましたが、このGEOCALでは、広視野のカメラでもスペースをとらずに評価することができます。また、リレーレンズを使用していないため、リレーレンズの収差を考慮する必要がなく、全体的な精度を向上させます。
■簡単なカメラセッティング
デバイスから生じる光点をカメラがとらえていれば、評価することができるため、カメラの上下左右の位置をラフにセッティングし、簡単に評価することができます。
TRIOPTICSと新たにパートナシップ協定を結んだ、米国のInterOptics社が製造する干渉計です。低コヒーレンス干渉原理を使用し、平面形状を簡単に測定することが可能です。
〇裏面反射の軽減
レーザー干渉計では、平行平面サンプルの測定において、表面の反射波面に、裏面の反射波面が影響し、測定が困難なケースがありますが、低コヒーレンス干渉原理では、短い領域でコヒーレンスを制限することにより、裏面からの干渉の抑制が可能になり、表面のみからの干渉縞が生成されます。
〇高出力LED光源
高出力LED光源で使用することにより、きれいな干渉縞を生成し、サブナノメートルレベルの位相測定を行うことができます。また、LEDテクノロジーは、レーザーの安全性の問題を排除し、長期間にわたって高い信頼性を提供します。LEDからの拡張光源は、ほこりや傷による回折によるコヒーレントノイズを低減します。
弊社は、レンズ、レンズシステム、カメラモジュールの開発、品質管理、製造に不可欠な測定装置及び調整加工装置を取り扱っております。OPIEでは、主要取扱製品だけでなく、最新の測定機も含め多数の測定機を出展させていただいております。また、専任技術者もアテンドしておりますので、実際の測定機を見ながら測定に関するご相談をお受けさせていただければと思います。是非、ご来場いただき、お気軽にご質問ください。
多くの光学メーカーで長年デファクトスタンダードとして利用いただいているOptiCentricの次世代機となるOptiCentric101です。こちらは、エアーベアリングの方位位置精度の向上により、組レンズの測定精度が向上、より剛性の高い構造により、シングルショットの測定、アライメントが向上しています。また、ステージの移動速度が向上したことにより、より効率的な測定が可能になりました。
最大の特徴は、下記の2種類のタイプの構成から選択することができます。
●可動式オートコリメータ
従来のOptiCentricと同じ構造です。オートコリメータが軸上を移動し、ケラレの影響を最小限に抑えることができます。
●固定式オートコリメータ
オートコリメータが移動軸の上に固定され、対物レンズがZステージを移動します。それによる、Zステージのロール誤差が低減されます。
ImageMaster HR2は、長年にわたって世界中の光学メーカーに導入いただき、ご活用いただいているImageMasterHRの完全に再設計された新しいバージョンになります。スマートフォンやカメラなど、比較的小型の撮像光学レンズのMTF評価の新たな世界標準となる装置です。
Augmented Reality(AR)グラスに使用される、ウェーブガイドやプロジェクタレンズの光学性能評価を行います。ImageMaster Lab ARは、研究開発用に、ウェーブガイドやプロジェクタなどの単体部品から、プロジェクト込のウェーブガイドの、様々なパラメータの評価が可能です。
<主な特徴>
完全な光学特性の評価が可能
非常に広いフィールドアングルでのテスト
実験用光学設計の特性評価
完全自動化された11軸の電動ステージ
<測定項目>
MTF / Contrast on and off-axis / Chromatic abberation
Efficiency / Distortion / Relative illuminationHomogenity
of illumination / Veiling glare index (on request)
ProCam®Labは、レンズバレルとイメージセンサボードとのアクティブアライメントおよび接着硬化を行うカメラモジュール製造/評価装置です。搬送装置を含まないシンプルな構成のため導入しやすく、機種変更も容易で、量産前試作や、比較的少数のカメラモジュールの生産に適しています。
また、接着硬化後のスルーフォーカスMTFを取得できますので、接着条件出しのコストと時間を大幅に低減できます。
ProCam®Labは、装置本体及びソフトウェアのベーシックモデルのみも可能です。ユーザーの要求に応じて、最適なソリューションをご提案いたします。なお、弊社横浜事業所にて、ProCam®Labを利用したカメラモジュールの試作サービスも行っております。導入検討にあたり、まずは試作サービスをご利用いただくことで、よりスムーズな導入が可能になります。
ImageMaster Lab VR は、VR レンズの測定と VR モジュールの評価のために特別に開発されました。 システムは、MTF、EFL、色収差、歪みを次のように測定します。VR レンズの重要な性能指数であるveiling glareやパンケーキレンズ用の偏光測定も可能です。高コントラストのプログラマブル・ディスプレイを光源およびオブジェクト・ジェネレーターとして使用しています。すべてのパラメータの色依存性は、ディスプレイの個々のカラーチャンネルを使用して決定されます。最高精度のMTF測定には、オプションの高輝度光源を使用します。
OptiSurf LTMは、簡単かつ非接触でレンズの厚みを高精度に測定することができます。
タッチスクリーンを利用して、直感的に操作できるソフトウェアになっているので、あらゆる現場においての利用が可能です。また、耐振機能、自動センタリング、メカニカルクランプなどの機能も有しています。
最大レンズ径:100mm(300mmまで拡張可)
対象レンズ厚:0.2-50mm(150mmまで拡張可能)
測定精度:±0.5μm
電子式オートコリメータTriAngleは、鏡面反射面の角度変位を高精度に測定し、光学部品または機械部品の正確な角度調整を行うための測定機です。
TriAngleオートコリメータは、用途の応じた、モジュラー設計を備えているため、さまざまな対物レンズチューブ、さまざまなセンサー、レチクル、光源を選択することができます。 焦点距離と開口部が異なる対物レンズチューブを使用すると、角度分解能と測定範囲に関する最適な測定ソリューションを簡単に見つけることができます。 モジュラー設計、多種多様な製品、および豊富なアクセサリにより、TriAngleオートコリメータを光学製造および機械工学のさまざまな角度測定アプリケーションに使用できます。
本製品は、OptiCentricにとりつけて、-30 °C (-40 °C*) ... +120 °Cの温度変化における、偏芯測定を行うことができます。温度変化に伴う、偏芯の偏差、および材料のヒステリシスを評価できます。
Spherometerは、球面のミラーやレンズを対象とした量産現場で定量評価を目的とした高精度に曲率半径とサグ量の測定を行う装置です。 接触リングには、真球度0.1μm以下ルビー球を使っております。 高精度リニアエンコーダを搭載することでサグ量の高い検出精度で測定できます。 凹凸面どちらも可能です。 また、ルビー球はNIST(National Institute of TechnologyUSA)で校正しており、トレーサビリティ証明書が付きます。
光学部品の表面品質は、表面上のキズ(Scratch)及びブツ(Dig)などの欠陥の評価であらわされます。表面欠陥は歩留まり低下の大きな原因となり、その評価は非常に重要です。表面欠陥は、ISO 10110-7/ISO 14997では幾何学的な大きさで、MIL-PRF-13830Bでは欠陥が引き起こす品質低下の程度で分類されています。検査工程は通常、検査員によって主観的に行われ、検査員は目視で欠陥の分類を行います。MIL規格に基づく試験の場合、規定に沿った照明条件下で、表面にみえる欠陥をマスター(見本)と目視で比較し、格付けされます。
SavvyInspector®は、このMIL規格に沿った、Scratch及びDigの判定をソフトウェアで行うため、客観的な検査が可能になります。
また、すべてのサンプルを同じ照明条件及び検出角度で設定が可能なため、高い再現性があり、一貫した検査を行うことが可能です。SavvyInspector®では、複数のメーカーのマスターサンプル(Brysen, Davidson, Edmund 、Thor Labs)に基づく校正ファイルが提供されるため、従来使用しているマスターからの移行もスムーズに行えます。
ドイツのImageEngineering社が提供するカメラモジュールの画質評価システムです。ユーザの評価したサンプル・項目に応じて、適したチャート、光源、マウントなどを選定し、測定システム全体のご提案が可能です。
画像例)
◎チャート:多目的画質評価テストチャート TE042
一定の照明条件下でたった1枚の画像を撮影することによりカメラの画質性能の概略を得ることができます。解像度、テクスチャー再現、先鋭度、ダイナミックレンジ、ノイズ、色再現、歪曲収差、色収差と視覚等の分析が可能です。(別途専用ソフトが必要)
◎光源:iQ-Flatlight
D65などの標準光源の再現だけではなく、任意のスペクトル・色温度・照度の光源を生成することできるiQ-LEDを搭載した反射チャート用光源。大型チャートの均一性 > 90%
◎カメラマウント:iQ-Monopod
キャスター付きの三脚と床に取り付けられたレールで構成されています。 この三脚システムは、カメラをテストチャートと適切な距離に正確に配置するのに役立ちます。
LE7は、D65などの標準光源の再現だけではなく、任意のスペクトル・色温度・照度の光源を生成することできるiQ-LEDを搭載した光源です。0.5mの積分球をベースにしています。基本バージョンは2つのiQ-LED素子を装着しています。高い照度レベルのためには、4つあるいは6つのiQ-LEDを搭載されたバージョンも用意されています。
前面の上下にiQ-LEDの位置の最適化さが図られているため、チャート分の有効な部分は97%以上の高い照度均一性を達成しています。専用ソフトウェアに新しい照明値に変更するだけで、光源種類を変更することができます。このため、色変換フィルターは最早必要とせず、あらゆる種類の光源の様々な照度レベルで高精度が維持できます。専用の分光計EX2を共に使用すれば、独自の光源も再生できます。
GEOCALは、車載やセキュリティなど移動する物体を検出する必要があるカメラの歪曲収差補正をすることができます。
■コンパクト設計/リレーレンズ不要
従来の歪曲収差の測定方法である、ディストーションチャートを使用する場合、測定するカメラの視野に応じて、評価に広いスペースを要していましたが、このGEOCALでは、広視野のカメラでもスペースをとらずに評価することができます。また、リレーレンズを使用していないため、リレーレンズの収差を考慮する必要がなく、全体的な精度を向上させます。
■簡単なカメラセッティング
デバイスから生じる光点をカメラがとらえていれば、評価することができるため、カメラの上下左右の位置をラフにセッティングし、簡単に評価することができます。
TRIOPTICSと新たにパートナシップ協定を結んだ、米国のInterOptics社が製造する干渉計です。低コヒーレンス干渉原理を使用し、平面形状を簡単に測定することが可能です。
〇裏面反射の軽減
レーザー干渉計では、平行平面サンプルの測定において、表面の反射波面に、裏面の反射波面が影響し、測定が困難なケースがありますが、低コヒーレンス干渉原理では、短い領域でコヒーレンスを制限することにより、裏面からの干渉の抑制が可能になり、表面のみからの干渉縞が生成されます。
〇高出力LED光源
高出力LED光源で使用することにより、きれいな干渉縞を生成し、サブナノメートルレベルの位相測定を行うことができます。また、LEDテクノロジーは、レーザーの安全性の問題を排除し、長期間にわたって高い信頼性を提供します。LEDからの拡張光源は、ほこりや傷による回折によるコヒーレントノイズを低減します。