株式会社日本レーザー
株式会社日本レーザーはレーザー技術の進歩と共に歩んで来た日本で最古、最大のレーザー及び光関連製品の専門企業です。大阪大学 レーザー科学研究所様のご研究においても、長い間にわたる協力企業の一つです。
日本レーザーは第39回レーザー学会学術年次大会併設展『レーザーソリューション』において、デンマークNKT Photonics社製の高出力スーパーコンティニューム光源とドイツCryLas社製DUV DPSSレーザー、米国Daylight Solutions社の中赤外チューナブル量子カスケードレーザーなどを出展した。
高出力スーパーコンティニューム光源はNKT社独自のフォトニック結晶ファイバー技術を導入したもので、高輝度なシングルモードビーム、400~2400nmの広帯域波長域を持つ。また、350~850nmの波長域では最大2Wを出力する。分光計測などの用途に適したものとなっている。
DUV DPSSレーザーは小型光源であるのが特長。213nmのLD励起YAGレーザーや266nmのCW LD励起YAGレーザーなどのモデルがあるほか、長波長帯のモデルもラインアップされている。用途は分光計測用光源に加え、プラスチックへのマーキングなど微細加工にも対応する。
中赤外チューナブル量子カスケードレーザーは、高速波長可変レーザー、広帯域波長可変レーザー、モードホップフリー波長可変レーザー、高出力レーザーといったモデルがラインナップされており、それぞれ光源の組み合わせによって3~13μmの波長帯に対応する。ガスや有機物などの分析に適しており、化学種に応じて分光イメージングを可能する。